資産コストについて

BitMartユーザーの皆様

いつもBitMartをご利用いただきありがとうございます。今回は資産コストについて紹介していきます。

資産コスト

BitMart 永久スワップ取引では、資産コストメカニズムを利用して市場価格をスポット価格に固定します。4:00 UTC+8、12:00 UTC+8、または20:00 UTC+8の際にポジションを保有している際に資金の支払い、受け取りを行います。この時間の前にポジションをクローズした場合、資金の移動は発生しません。資金コストは永久スワップ取引の核となる運用メカニズムです。

資産コストは以下の式で求められます。

資産コスト = 資産レート (以前のタイムスタンプ) * ポジションの価値 (タイムスタンプ)

*資産コストが正の場合、ロングポジションはショートポジションにコストを支払い、資産コストが負の場合、ショートポジションはロングポジションにコストを支払います。

資産コストの内訳

資産コストは、「金利」と「プレミアム/ディスカウント」に分けられます。このレートの目的は、永久スワップ取引の取引価格が参照価格に近いことを保証するためです。このような永久スワップ取引の特徴は、買い手と売り手が定期的に資金コストをトレードする証拠金取引スポット市場に似ています。

金利は、マネタリベースと価格通過の借り入れ金利によって決定します。

金利 (I) = [価格金利指数 (pricing interest rate index) - 基本金利指数(basic interest rate index) ]/ 資産コスト率の感覚

永久スワップの価格は、マーク価格に比べてかなりのプレミアムやディスカウントを持っている場合があります。このような場合、プレミアム指数は資産コストの増減のために使われ、現在の永久スワップ取引の取引レベルに一致するようになっている。

計算は以下になります。

プレミアム指数 (P) = 合理的な基本 ｛ 最大[0, 深重買価格(depth weighted buying price) - マーク価格] - 最大(0, マーク価格 - 深重売価格[depth weighted selling price])｝ / スポット価格 + マーク価格

プレミアム指数を決定後、資金コストレートに0.05%のバッファー制限を設定します。

資産コストレート (F) = プレミアム指数 (P) + クランプ (金利 (I) - プレミアム指数 (P), 0.05%, - 0.05%)

I-Pが範囲内にある場合、資産コストレート (F) = 金利 (I)となります。これを「ノーマル値」と呼び、資産コストレートが最も安定した範囲内にあることを意味します。

資産コストの制限

BitMartは高レバレッジ取引を利用できるよう資産コストの上限を定め、2つの制限を追加しています。

• 資産コストレートの絶対上限 = 75% * (当初証拠金 - 維持証拠金)。例: 当初証拠金が1%、維持証拠金が0.5%の場合、最大資産コストレートは、75％ * (1％-0.5％) = 0.375 (37.5％)になります。
• 資産コスト範囲内での資産コストレートの変更は、維持証拠金の75%を超えないものとします。

*BitMartは資金コストをトレーダーに請求しません。資金コストの請求はトレーダー間のみで行われます。

*現在の資金コストレートは各永久スワップ取引ページで確認できます。また、過去のデータにつきましては、こちらからご覧になれます。

BitMart Futuresは、BitMartが示す利用規約にしたがって提供される永久スワップ取引などの金融サービスです。BitMart Futureについてなにか質問がある場合は以下のメールアドレスまでご連絡ください。

メールアドレス: support@bitmart.com

BitMartチーム

2020年2月27日